認知症などの介護で、事前に準備ができる内容などのことを、幾つかの体験から簡単に書いてみました。

家族が認知症になったら…介護の準備と心得
家族が認知症になったら…介護の準備と心得

認知症と介護とその準備の内容

認知症に限りませんが、家族の介護と国のスタンスはどのようなものかというと、国としては援助はするが、基本的には、自分たちのことは、自分たちで面倒を見てくださいという感じです。生活の補助や相談などは色々な方法があり、世界的な基準としては、高齢者の介護では、高いサービスを維持しているとは思います。しかしそれはあくまでも補助で、生活費を支給してくれたり、介護者の就職を斡旋してくれたり、特別な配慮をしてくれたりということはありません。原則的には自己責任で、介護をして親の面倒を見てくださいということです。当たり前といえば当たり前なのですが、介護をする方としては、藁にもすがる思いですから、そこはとても苦労したところです。

例えば国の事情では、今の天文学的な赤字があり、世界で一番財政赤字が多い国ですが、国家予算の半分が、借金で賄われています。今までの政府の政策のつけでもあり、それを漫然と受けていた国民にも責任があります。その垂れ流し予算の半分は福祉予算です。それを考えると、今の状態が、ピークで、これからは、その予算を増やせる可能性はなく、減らしていくのが常識的な選択になります。実際に介護をしてみて、思うのは、今でも、もっと国に色々なことをして欲しかったということですので、それが、これからは反対方向に向かいますから、その不足分は、今以上に個人が負担することになります。誰が考えてもそうなるということです。ですので準備が必要になります。

その準備ということですが、精神的な準備と経済的な準備としては、まず精神的な準備では、自分の生き方や考え方の柱を持っておくということで、どのようなことが起こっても、それを受け入れる何かの指針や頼れる思想、考え方を持っておくということです。それがあるのとないのとでは、雲泥の差になります。誰も助けてはくれないからです。また経済面の準備ではお金です。これは非常にシビアな現実でした。その準備は不可欠だということです。

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